去年の冬、きみと別れ 映画のネタバレ感想。原作との違いも紹介



EXILEと三代目J Soul Brothersのパフォーマーであるがんちゃんこと岩田剛典さんが主演した映画『去年の冬、きみと別れ』がついに公開されました!

原作は芥川賞作家の中村文則さんが書き、傑作サスペンスと言われている『去年の冬、きみと別れ』で、その巧みすぎるトリックは映像化不可能と言われていました。

しかし、作者の中村文則さんも驚くような方法で見事に映像化し映画化したのです。

今回は実際に映画『去年の冬、きみと別れ』を見てきたのでそのネタバレと感想、原作との違いについて紹介します!

映画『去年の冬、きみと別れ』のあらすじ

 

映画『去年の冬、きみと別れ』キャスト一覧

耶雲恭介(やくもきょうすけ)

演:岩田剛典さん

EXILEと三代目J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍しているがんちゃんこと岩田剛典さん

これまでいろいろなドラマや映画に出演してきましたが、映画単独主演ははじめてとなります。

今回の映画では俳優・岩田剛典を満喫できるのはないでしょうか

 

松田百合子

演:山本美月さん

東京スーパーモデルコンテストの初代優勝者で女性雑誌のCanCamで2009年から2017年まで専属モデルとして活躍していました。

ドラマ『嘘の戦争』『刑事ゆがみ』映画『ピーチガール』主演

 

木原坂雄大

演:斎藤工さん

ご存知斎藤工さん。

HiGH&LOWシリーズでは最強の男・雨宮尊龍を演じていましたね。

HiGH&LOWでは岩田剛典さんとの直接の絡みはありませんでした

 

小林良樹

演:北村一輝さん

北村一輝さんも素晴らしい演技を見せてくれました。

 

木原坂朱里

演:浅見れいなさん

吉岡亜希子

演:土村芳さん

土村芳さんが演じている吉岡亜希子は物語の超重要人物なので、映画が公開されてようやくがんちゃんとのインタビューができるようになったとのことです。

映画公開後の土村芳さんの露出が増えましたね。

公開前はがんちゃんと山本美月さんのツーショットが多かったのですが、公開後はがんちゃんと土村芳さんのツーショットが多くなりました。

 

映画『去年の冬、きみと別れ』ネタバレ

ココからさきは映画のネタバレになっています!

見たくない人は決して見ないでください!

一度しか見ていないため、思い出しながらかいています。

少し違うところもあるかと思いますが、ご了承ください

 

 

 

目の見えない女性が点字で手紙を書いています。

手紙を書き終え、舌で便箋に糊付けをして手紙をしまいました。

シーンが変わり、その女性が炎に囲まれてます。

それを見ている木原坂雄大(斎藤工さん)。

女性は火事でしんでしまい、一緒にいた木原坂雄大は殺人の容疑で逮捕されました。

留置所での面会で、木原坂朱里(浅見れいなさん)が弁護士を連れてきて、すべて弁護士の言う通りにするように言いました。

木原坂雄大は、しんでしまった女性とは合意の上であったと言い通し、容疑が殺人から保護責任者遺棄致死に変えられました。

保護責任者遺棄罪とは、老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかった罪を意味する。

ということで、殺人罪よりは罪が軽いようです。

シーンが変わりスクリーンに『第2章』の文字が表示され、耶雲恭介(岩田剛典さん)がトンネルの中を歩いています。

出版社に来た耶雲恭介は小林良樹(北村一輝さん)と編集長に冒頭で起きた事件のことを調べていることを説明し、木原坂雄大についての本を書きたいと言ってきました。

木原坂雄大は事件の被害者である盲目の女性・吉岡亜希子(土村芳さん)が燃えているときの写真を撮っていたのではないか、もしその写真が見つかれば殺人罪になると主張してきました。

あまりにも熱心な耶雲恭介に、小林良樹は理由を聞くと、耶雲恭介は結婚を控えた今しか冒険はできない、自分の力を試したいから、という理由でした。

小林は当初拒否しますが、編集長の強い推しもあり耶雲恭介の企画を受け入れることにしました。

 

耶雲恭介が木原坂雄大の家に来ます。

木原坂雄大は女性モデルにペイントして写真を撮っていました。

木原坂雄大は事故については裁判記録が全てで隠された事実はないと言います。

つまらない質問をするなと。

耶雲恭介は自分はほかの人とは違う、人間木原坂雄大をまるごと描きたいと言いました。

木原坂雄大はそんな耶雲恭介に対し、「覚悟はあるの?」「君の身にも危険が及ぶかもしれない」

耶雲恭介は「ありがたいですねぇ。書くネタが増える」と返します。

それに対し木原坂雄大は「面白いねぇ、きみ」

耶雲恭介は、木原坂雄大のことを書きたいと思ったのは、あの写真を見たからだと言い、蝶々が群がっている写真が映し出されました。

木原坂雄大はその写真で賞をとったということでした。

耶雲恭介のことを気に入った木原坂雄大は部屋の鍵を渡し、自由に出入りしていいと言いました。

 

場面変わって耶雲恭介と松田百合子(山本美月さん)が結婚式の打ち合わせをするシーンになります。

結婚式は松田百合子が働いているレストランで行うようです。

オーナーがサービスしてくれるというと、耶雲恭介から松田百合子がこの店で働き出したのはこの店で結婚式を安く挙げるためであったことが暴露されました。

 

耶雲恭介が木原坂雄大が賞をとった写真に写っている蝶々を飼育していた収集家の家に取材にいき、木原坂雄大についていろいろと聞いていました。

木原坂雄大とは知人のパーティーで知り合ったそうです。

木原坂雄大は部屋に来るなりなにかインスピレーションがあったのか、蝶々の写真を撮りまくっていたそうです。

そして賞を撮った写真を撮ったときは、ひたすら蝶々の写真を撮りつづけ、最後には失神してしまったのだとか。

木原坂雄大が撮った蝶々の写真を見た収集家は、その写真を『ぬかるみにハマったような感じ』と表現し、木原坂雄大に恐怖を感じて連絡を取ることをやめたということでした。

 

木原坂雄大と木原坂朱里は10歳のときに父親を強盗にころされていました。

木原坂雄大の異常な性格はこの事件がきっかけになっているのは間違いないと耶雲恭介は言っています。

続いて木原坂雄大の同級生でデイトレーダーをやっている男性に取材した時のシーン。

同級生の証言によると、木原坂雄大と木原坂朱里は父親に虐待を受けていたのではないかと言われていた。

見舞いに行くと、父親がころされてすぐなのに姉弟で同じベッドにはいってイチャイチャしていた姿が異様だった。

木原坂雄大は人のものを欲しがる性格で、同級生の男性は彼女を監禁されたことがある。

ひょっとしたらころされた吉岡亜希子さんにも彼氏がいたんじゃないか、とのことでした。

 

続いて木原坂朱里が登場し、木原坂雄大に会いに来ました。

木原坂雄大は取材を受けていることを姉の朱里に言います。

朱里は雄大に喋り過ぎに注意するように言いました。

二人の関係が怪しいシーンでした。

 

続いて、木原坂雄大の父親がさつがいされた事件を担当していた元警視庁捜査一課刑事に取材した時の話にうつります。

元刑事の証言によると、当時犯人の目撃証言はなく被害者である木原坂雄大と木原坂朱里の証言だけが頼りだった。

二人の証言によると、40代位でメガネをかけた小太りの男だったということだが、付近ではそのような情報は得られなかったため二人が嘘をついている可能性も考えた。

しかし二人についた傷口が明らかに170センチ以上ある人物に刺された傷であるため二人が犯人であるはずはないと考えた。

 

木原坂雄大に質問をする耶雲恭介。

姉弟の関係や、父親のことなどを聴きますが、返ってきた答えは取材した内容とは違って、良い父親だった、姉は僕の庇護者、といった内容でした。

取材中に松田百合子から電話がかかってきました。

電話を終えると木原坂雄大が松田百合子のことをしつこく聞いてきました。

 

仕事を終えて百合子のもとに行った耶雲恭介は、結婚式を延期したいと言いました。仕事に集中したいと。

耶雲恭介が結婚式のことなんか考えてられないといい、口論になってしまいました。

そしてそんな二人を木原坂雄大が外から見ていたのでした。

 

取材の結果を編集し、小林良樹の編集者に持ち込んだ耶雲恭介。

二人の他にもうひとり大人が協力したのではないかと疑います。

しかし小林良樹は憶測でものを言うのではない、ファクト(要因)が必要だといって耶雲恭介の主張を一蹴しました。

そして次は木原坂朱里に取材を行うと言って編集者を後にしました。

 

※ココらへんは順番が前後しているかもしれませんのがご了承ください

耶雲恭介が木原坂雄大の部屋に行くと誰もいませんでした。

本棚を見ると芥川龍之介の『地獄変』という本がありました。

地獄変の内容を木原坂雄大に聞くと、地獄変の主人公はどうしても炎に包まれる人間だけは描けなかったのだが、最後にはついに炎に包まれた娘の姿を描いたのだと。

その絵は素晴らしかったのだと言いました。

それを聞いた耶雲恭介はやはり吉岡亜希子が炎に包まれたときの写真があるのではないかと疑い、二人は口論になりました。

 

小林良樹が何故か木原坂朱里とあっているシーンになり、小林良樹の回想?過去のシーンが流れます。

小林良樹が木原坂家を訪れると、木原坂雄大が顔に怪我をしていました。

雄大に連れられて庭の方から家の中を見ると、木原坂朱里が父親に虐待されているところでした。

 

回想が終わり、木原坂朱里と小林良樹は媚薬?のようなものを飲み、ベッドシーンが始まりました。

ベッドシーンの後、小林良樹は耶雲恭介のことを木原坂朱里に話します。

やつは危険だから取材は受けるなと言いましたが、朱里は耶雲恭介の名刺をよこせと小林良樹に言って名刺をもらいました。

 

耶雲恭介が自宅に帰ると、自宅の前で木原坂朱里がまっていました。

「変わったところに住んでいるのね。私に取材したいんだって?」みたいなことを言いました。

 

耶雲恭介が木原坂雄大のところにいくと、今日は用事が入ったからキャンセルと言われ、この前のお詫びとして舞台か何かのチケットを耶雲恭介に渡しました。

耶雲恭介は木原坂朱里に取材をしたことを木原坂雄大に伝えました。

 

チケットを持って松田百合子のところに行く耶雲恭介。一緒に能をみにいくことになりました。

会場に行くと、なぜか木原坂雄大がいて、「あれ、僕もいくっていってなかったっけ?」ととぼけていました。

能が上演されている最中、松田百合子に熱い視線を送る木原坂雄大。。。明らかに松田百合子を狙っている顔でした。

 

松田百合子の働いている店のシーンに変わり、そこに木原坂雄大がやってきます。

そこで松田百合子に対してモデルになってほしいと頼みました。

 

小林良樹に耶雲恭介から電話がかかってきて、松田百合子が3日間家に帰っておらず、行方不明であるから仕事はしばらく休ませてほしいと言われました。

勤務先の同僚?のケータイに松田百合子からメールが来ていて、木原坂雄大のところにいることがわかりました。

慌てて木原坂雄大の家に行く耶雲恭介。

家に入ろうとするも、キーが変更されていて耶雲恭介が持っているカードキーでは鍵が開かなくなっていました。

木原坂雄大がでてきて、松田百合子を開放するように言いますが、「彼女は自分の意志でココにいる」といわれ「君に対する不満が溜まっていたみたいだよ」と言われてしまいました。

耶雲恭介が警察に行って松田百合子を開放してもらうように頼みますが、本人も同意の上であるという理由で断られてしまいました。

 

第3章

耶雲恭介が小林良樹に木原坂雄大に松田百合子が7日間も監禁されていると伝えると、木原坂朱里に電話して、「また雄大くんの病気が始まった!」と留守番電話に入れていました。

 

小林良樹が木原坂雄大の家につくと、家から炎が上がっていました。

門を飛び越えて耶雲恭介が中に入り、小林良樹もあとを追いかけていきました。

部屋に入ると、椅子に座った松田百合子が燃えていて、木原坂雄大がそれを写真に撮っていました。

「あんた何やってんだ!」と耶雲恭介は木原坂雄大の撮影をやめさせます。

そしてカメラを壊しました。

家が崩れそうになり、小林良樹と3人で家を出ました。

 

警察で取り調べを受ける木原坂雄大。

以前と同じように自分は火をつけていないと主張しています。

 

松田百合子の遺品を確認する耶雲恭介。

松田百合子の日記には、木原坂雄大に恐怖を感じていること、木原坂雄大が異常であること、耶雲恭介を愛していることなどが綴られていました。

 

そして遺体となった松田百合子を小林良樹と一緒に見に行きました。

完全に焼けてしまっていました。

警察からの帰り際、なにか手伝えることはないかと問う小林良樹に耶雲恭介は本を書き上げるからまっていてくれと伝えました。

1人あるきながら涙を流す耶雲恭介。

 

留置所にいる木原坂雄大の元に弁護士がやってきましたが、姉の木原坂朱里の姿はありませんでした。

弁護士によると、木原坂朱里は今回の事件で不安定になっているため会えないとのことでした。

 

耶雲恭介から原稿が送られてきて、小林良樹がそれをよんでいました。

編集長によると、書籍化が決定したとのことでした。

耶雲恭介のことを調べていた小林良樹の部下によると、耶雲恭介というのは偽名でプロフィールもでたらめであったことがわかりました。

本名は中園恭介といって、以前は金沢で雑誌の編集をしていたということでした。

 

それを聞いて金沢へ行った小林良樹は、中園恭介が以前働いていた編集者にたどり着きました。

そこで中園恭介と吉岡亜希子が一緒に写っている写真を発見しました。

 

留置所にいる木原坂雄大に差し入れとして本が送られてきました。

東京へ戻り、耶雲恭介の家を尋ねる小林良樹。

耶雲恭介の家はボロボロですごく汚いところでした。

そして部屋の壁には木原坂雄大の写真、木原坂朱里の写真、そして小林良樹の写真が貼ってありました。

机の上には木原坂雄大に差し入れられたほんと同じ本が置いてありました。

その本を読む小林良樹。

ココからこの映画の大どんでん返しが始まります!

序章は中園恭介と吉岡亜希子の出会いから別れまでが綴られていました。

二人は金沢の図書館で偶然出会いました。

きっかけは吉岡亜希子が中園恭介が翻訳した本を読んだことでした。

ある日吉岡亜希子が交通事故で怪我をしてしまいました。

中園恭介は吉岡亜希子のことを心配するあまり、常に側で見守っていたのですが、それが吉岡亜希子には耐えられなかたようでした。

中園恭介には本を作ってほしかったと。

そして、この映画の冒頭の点字で手紙を書くシーンが流れ、吉岡亜希子が家を出ていく様子が流れました。

 

ある日テレビを見ていると、吉岡亜希子が火災でしんでしまったというニュースがで、木原坂雄大が容疑者であると放送されました。

そして第一章

蝶々の収集家と木原坂雄大の同級生、元刑事に取材したときの様子が流れました。

元刑事には中園恭介の名刺を渡して取材をしていました。

そして木原坂朱里にも取材をしていたのでした。

そこで木原坂朱里は媚薬のようなものを中園恭介に飲ませ、真実を知りたかったら私を抱きなさいと言いました。

 

その後、木原坂朱里は真実を語りだしました。

父親をころしたのは自分たち姉弟であったこと。

その時、小林良樹に協力してもらったこと。

吉岡亜希子に火をつけて、木原坂雄大に人が燃えている写真を撮らせようとしたこと。

その場に小林良樹もいたこと。

そしてそのときに撮った写真を中園恭介にみせ、「あんたは自分の恋人をころした女を抱いたんだよ!」と高笑いしていました。

 

中園恭介はその場で木原坂朱里をころしてやろうと思いましたが、思いとどまり復習することを決意したのでした。

 

そして衝撃の事実が判明します。

木原坂朱里が中園恭介を訪ねてきた時、中園恭介は木原坂朱里のことをスタンガンで眠らせて監禁していたのでした。

そして松田百合子は実はじさつ志願者が集うサイトで見つけたパートナーで、報酬と引き換えに今回の役を演じてもらっていたのでした。

 

全ては中園恭介が計画したことであり、木原坂雄大が松田百合子に興味をもち、監禁するように仕向けていたのでした。

松田百合子を監禁中、木原坂雄大がちょっと外出したスキに木原坂朱里と松田百合子が入れ替わり、椅子に木原坂朱里を座らせ手錠で動けないようにし、ガソリンを撒いて火をつけたのでした。

木原坂雄大が帰宅するとちょうど家が燃えていました。

松田百合子だと思われていたのは木原坂朱里だったのでした。

最愛の姉が燃えている姿を写真に取る木原坂雄大。

そして小林良樹も松田百合子だと思っていた遺体が最愛の人物である木原坂朱里だったというのを知り、泣き崩れました。

「これは二人のKYのために書いて YAに捧げた本」

というのは木原坂雄大、小林良樹、吉岡亜希子のことでした、

小林良樹は中園恭介に向かって「化物はお前だー!」と叫びました。

 

中園恭介と松田百合子が会い、松田百合子に報酬と新しい身分証が渡されました。

松田百合子は「途中からは本気だった」と言いましたが、中園恭介は気にもせず行ってしまいました。

 

そしてラストシーン。

海辺で、中園恭介が吉岡亜希子に『君と本当に別れたのは真実を知った去年の冬だ。木原坂朱里から真実を聞かされた後。』

吉岡亜希子にもらった手紙に火をつけ、涙を流しながら

『きみの彼氏が化物であってはならない。去年の冬、きみと別れ、僕は化物になることに決めた』

 

エンドロールが流れて終了

 

映画『去年の冬、きみと別れ』感想

30代男性
友人が見て面白いというので、私自身岩田剛典さんの事を全く知らずストーリー等も友人が教えてくれなかったので、疑い半分で見に行ったところ、すごく面白かったです。

作品を見て感じた事はまず演出です。

建物の中に響く雨の音や歩く音がとても場面に合っていて見ているこっちがその場でいるかのような臨場感でした。

ストーリーはというと王道かなぁと思いつつ、何度も騙されました。サスペンスは好きで良く見るのですが、こんなに騙されたのは初めてだというぐらい騙されます。

岩田さんや斉藤工さんの演技がとても上手く作品に飲み込まれます。

ただストーリー中盤までが惜しかったと個人的に思います。

中盤まで中だるみする部分が多く、そこだけ惜しかったです。

ただ後半は本当に騙されました。

20代男性
公開前からあらゆる場で””騙される””ということを唱っていた映画ですので、自分は絶対に騙されないように、注意を払いながら観ていました。

映画の序盤にも関わらず『第一章』がないまま、『第二章』という表示が出たので、更に注意深く映画を観ていましたが、そんなことも忘れてストーリーに観入ってしまいました。

途中のシーンでは、岩田さんが北村さんのいる出版社に近付いたのは、北村さんが斎藤さんと浅見さん姉弟と関わりがあるからというのは予想出来ましたが、まさか岩田さんが、殺されてしまった大切だった女性のための復讐をしていて、山本さんもそれを手伝っていたというのは、全く想像出来ませんでした。

とにかく、””作品””として本当に見応えがあり、完全に騙されました。

「あの人はどうなったの?」、「あれはどういうことだったの?」というようなスッキリしない内容が一つも無い作品で、本当に観て良かったと思いました。

40代女性
最初、北村一輝さんは関係ないだろうと、おもいきや、波乱の展開。連続殺人犯の容疑がかけられた男の姉と寝る北村一輝。

主人公が、ほんとうに愛していたのは、炎の中で殺された目の見えない女の子だったとは、驚きました。

さすが写真家だけあってカメラの扱い方がうまいのが、すごいな…と、斎藤工さんのことをおもってしまいました。

斎藤工さんの狂った役柄、好きです。見ていて、うっとりしてしまいました。

狂った姉弟。互いに粘着した関係。弟の狂気を応援する姉。

絶対にさばくことのできない姉弟を、ペンの力と、トリックでみごとに復讐をとげた主人公。

婚約者を殺されたはずなのに、焼け焦げた遺体は、まさか姉のほうだなんて、誰が想像したでしょう。

そして雇われただけの婚約者は、新しい名前をもらって旅立ちます。すごい大変な映画でした。孤独な主人公を岩田君が見事に演じてました。

30代男性
映画を見る時には、騙されると言っている作品ほど、簡単に内容を見抜けると思っていましたが、本当に騙されたというのが本心で、まんまと製作した方々の思惑に嵌まってしまい、悔しい思いと、よくここまで考えられたと感心してしまいました。

とにかく言えることは、この映画の主演者の方々の演技が素晴らしいという事が、映画を見ている人々を騙しに掛かっていると思いました。

主人公の耶雲恭介を演じられた岩田剛典さんが、ここまで上手い演技をされるとは思っていなかったので、既に騙されていたと感じ、恭介が取材する、カメラマンの木原坂雄大を演じられた斎藤工さんの異様な雰囲気の出し方が絶妙過ぎて、またここでも騙され、主演されている俳優さんたちの演技力の高さにも騙され、どこまでも騙され続けて完敗してしまった。

今年の最高に凄い作品となると感じました。

30代女性
映画がうたってる通り、騙されるとのことだったので、私は騙されるものかと思って挑みましたが騙されました。

なので、騙されないと思ってる方は、100%騙されると思います。

ストーリーが進むにつれて、誰が真相を掴んでるのか犯人なのかが分かってきますが、最後の最後に騙されました。

恐いなと思いつつ、さすが教団Xを書いた作者の原作だなと思いました。

緻密で最後に事実が繋がるところがミステリーの湊かなえさんの作品にも近いなと思いました。

一番怖いなと思ったのは、姉が狂ってる場面です。狂気な顔が怖くて、恐ろしかったです。

深い愛情がタイトルになっていたのだと知り、心に重くのしかかるものがありました。

唯一、良かったのは彼女と出会って、彼女が事故でケガをするまでだったのかなと思います。

30代男性
真実を追い求めていくジャーナリストと、マスコミを欺き通す天才的なカメラマンとの間で繰り広げられる心理戦がスリリングでした。

「第2章」と表示されているオープニングショットから、じわじわと違和感が高まっていきすっかり騙されてしまいました。

斎藤工が演じている木原坂雄大が大切にしている美しい標本など、全編を通して散りばめられている青い蝶のモチーフが印象深かったです。

自分自身が追い求める芸術のために他者の生命さえ犠牲にしてしまうシーンには、木原が愛読する芥川龍之介の「地獄変」にも繋がるものがありました。

繰り返される悲劇の中にも、岩田剛典扮する耶雲恭介の愛する人への一途な思いには僅かな希望を信じることが出来ました。

30代男性
衝撃のラストに、映画を見終わった後に、なんてこったと、思わず叫びそうになりました。

一体全体、何が真実で何が嘘か、訳が分からなくなりました。

最初は、明らかに、斎藤工演じる、猟奇殺人の写真家が全て悪いのであろうと思って観続けていましたが、終盤の展開には、ドキドキが止まらなくなり、一体これから、どんな真実が語られるのか、ハラハラドキドキと、ワクワクの気持ちでいっぱいになりました。

ここまで映画を観る観客を騙した映画はなかったのではないでしょうか。

それだけラストの衝撃が凄いです。

是非この映画のラストは、映画館で観て欲しいです。

超おすすめの映画となっています。

三代目の岩田さんの演技力にも脱帽です。本当に素晴らしかったです。

20代女性
岩ちゃんファンの母の付き添いで観に行きました。

正直岩ちゃんの演技が苦手なので全く乗り気ではなかったのですが、ストーリーが面白くて引き込まれました!

宣伝文句で「騙される」とうたっていたそうですが(私は予告等全く見ずに行った)、たしかに騙されましたね。

しかし、予告やあらすじを読んでから観た母は、途中から話が読めてしまったようなので、予告などは一切見ずに本編を観るのをオススメしたい。

最後に全てが繋がるという構成はよくありますが、それまでのモヤモヤを全部スッキリなくしてくれるので私は好きです。

あと、ひとつネタバレするとしたら、山本美月ちゃんが正ヒロインじゃなかったことにガッカリでした。

大好きなので(私情)。

正ヒロイン役の人、もっと華やかな人がよかったです・・・

原作との違い

原作では、小林良樹は犯人ではなく木原坂姉弟に恋人をころされていて復習を企てる方で、中園恭介は事件には全く関係ない人物でした。

小林良樹が木原坂雄大の本を出版したいという内容で、最後の最後でその出版したい本というのが読者が読んでいた本であった。という結末でした。

原作では「M・Mへ そしてJ・Iに捧ぐ」と書いてあり、これは小説に登場する木原坂雄大と吉岡亜希子の本名でした。

原作も面白いので読んでください!

まとめ

岩田剛典さんが初の単独主演ということで話題になった映画『去年の冬、きみと別れ』ですが、がんちゃんの演技も良かったし、斎藤工さんと北村一輝さんの演技も素晴らしかったですね。

最後までどうなっていくのかわからない展開でとても面白かったです。

映像化不可能と言われた作品を見事に映像化させることができていたと思います。

原作との違いはありましたが、それも気にならないくらい面白かったですね!